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高齢者にとって、介護施設・医療施設は無くてはならない存在であることは、誰しもが納得していることでしょう。問題は施設がどこにあるかです。その前に、以前ある病院の理事長とお話しする機会があり、その時に理事長からこんな話を聞きました。
「高齢者施設は町中に作る方が良い。部屋にこもってばかりいないで積極的に町に出て、歩くことは良いことだ。」
私もその意見に賛成です。前に私は老人を寝たきりにする今の施設は問題だと言いました。歩けない状態にある人まで、無理に歩けとは言いませんが、歩ける状態ならば積極的に歩くべきだと思います。そのことが健康の維持にも繋がるだろうし、足元や廻りの状態を意識することは、ボケ防止にも繋がるのではないでしょうか。そのことを踏まえて考えた時、住まいと施設が必ずしも一カ所にある必要は無いのかも知れません。少々離れていても(少々がどれくらいかは人によって様々だと思いますが)良いのかも知れません。ただ、歩いて20分も30分も離れてしまえば、これはその範疇には無いと思います。私なりの考えとしては、せめて10分(健常者ではなく高齢者の足で考えた時ですよ)以内にあれば、それはOKだと思います。だからと言って、同じ施設に住まいと介護施設・医療施設があるのはいけないとも思っていません。施設の計画や規模、施設内の外部環境が整っていれば、同一施設であった方が良いかも知れません。しかし、そのための広大な敷地の確保、建物の建設を考えると、町中でそれだけの物を作ることは、簡単なことではない、むしろ難しいと言わざるを得ません。現実的な形態として、前者を取らざるを得ないだろうと言うことです。住まいと施設の関係で、あるクリニックの院長が話してくれた事がありますが、それは次回お話ししたいと思います。と言うことで、続きは次回!
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プラン上の特徴1〜客間
私たちは常に“終の棲家”の提供を目的とし、それが可能な広さを区画設定の基本としています。原則4LDKの間取りの確保が可能です。しかし、これまで4LDKを取得された方はどなたもいらっしゃいません。家族数が少ないからではなく、いらない部屋を省いた結果といえるでしょう。では、みなさんは何を省いたのでしょうか。それは「客間」です。お客さんをお泊めするのに客間がないと困るでしょうと思われがちですが、クライアントのみなさんにとってのお客さんとは、親兄弟や親族でした。それも年に何回泊まるだろうかと考えるくらい、宿泊の回数は少ないというのが見えてきました。つまり、客間は普段は殆ど使われない部屋だというのが見えてきたのです。更に、親兄弟や親族ならば、子供部屋やリビングに寝てもらっても気にならないし、彼らも気にしないと言うことも見えてきました。結果としてわざわざ普段使わない部屋を作るよりも、リビングを広くしたり、納戸を作ったり、個室を広くする方が良いという結果になりました。
みなさんも家作りの際にはよく考えてみてください。何が必要で何が不要か。それは、普段の生活や自分のスタイルを思い浮かべると見えてきます。人の言葉に振り回されることなく自分の考えを大事にする、家作りで一番大事なことかも知れませんね。
次回も、コーポラティブハウスの実例をご紹介します。ご期待下さい。
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向こう三軒両隣、今では死語になった感のあるこの言葉、これこそ私達が考えるコミュニティを端的に表している表現です。その中でもコレクティブハウスは、一つの建物の中で向こう三軒両隣を実現していると言って良いでしょう。
コレクティブハウスは、共生住宅とも言われます。各人の部屋の他に共同の厨房や食堂、居間と呼べる部分があり、みんなで食事を作ってみんなで食べたり、共同の居間でみんなでくつろぐことが出来ます。これを強制ではなく自発的に行っています。そこに住む人たちは、そのことを承知の上で参加しているのです。誰かが病気になればみんなで面倒を見るし、悩みがあれば誰かが相談相手になってくれる。みんなが作るルールの中で、協力し、助け合い合いながら生活すると言う、素晴らしい世界がそこにはあると思います。みんなが協力し、助け合いながら共に生活する社会では、誰もが生き生きとしているし、安心して生活することが出来ます。殺伐とした今の社会のような雰囲気は全くありません。だからこそ、そこで育った子供達は、人の気持ちを理解できる大人になっていることでしょう。そんな大人が沢山いれば、闇サイトもなくなるでしょうし、いじめもなくなるでしょう。競争社会もなくなるでしょうし、自己中心的な人間もいなくなるでしょう。戦後の団地政策が招いた、核家族化によるコミュニケーション適応不適格者や、没個性重視の学校教育による、相手の立場を考えることの出来ない人間による現代社会の問題の解決策が、コーポラティブハウスやコレクティブはウスにはあるのです。明るい未来のためにも、私たちは住環境や地域社会のあり方について、真剣に考えなければならないと思います。
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分譲マンションでは、プランの変更には追加費用が伴うことは前回お話ししました。では、どの様な費用が追加されるのでしょうか。ひとつは変更に関する設計報酬です(無料で変更に対応しているところは聞いたことがありません)。設計報酬が幾らかは、変更の内容次第で変わってくるでしょうから、幾ら係るかを明記することは出来ませんが、結構係る様に聞いています。私たちも実費としての作業報酬はいただきますが、分譲マンションに比べればわずかかも知れません。次に変更に関する追加工事費が必要になります。私たちのコーポラティブハウスでは、変更の内容によっては、標準プランに対して工事費が減額される場合がありますが、分譲マンションではどうなのでしょうかねえ・・・?
何れにしても、自分なりの住まいを作ると言う意味ではどちらも同じなら、内容によって必要総額が決定する(プラスにするもマイナスにするも貴方次第)コーポラティブハウスにするか、追加追加の分譲マンションにするか、どちらが賢い選択でしょうか。知名度や会社の規模だけで判断せず、よ〜く考えてみてください。
次回からは、コーポラティブハウスの実例を数回に分けてご紹介します。ご期待下さい。
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核家族化社会、高度成長社会がもたらした今の世の中をこのまま放置するか、少しずつでも変えていくかは自分の意識次第です。団塊の世代は、核家族化社会、高度成長社会が精神面でどんな弊害をもたらすかなんて創造もできなかったと思います。その時代は良き時代だったことでしょう。しかし、今その結果は目に見えて現れています。人を人とも思わない様な凶悪犯罪、自己中心的な考え方、自己を抑制できない若者達の言動など、挙げればキリがありません。
今の子供達が大人になったときの時代が、良い世の中だと感じることが出来るかどうか、このままで良いのかどうかを、私達は今考えなければならないと思います。続きは次回!
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そもそもコミュニティ、コミュニケーションとはどの様なものでしょうか。ただ単に人付き合いや仲間意識と言うだけなのでしょうか。私はそうは思いません。その様な関係の中で、お互いが意識を高め合い何かを得ることが出来るつながりがコミュニケーションであり、その様な集まりがコミュニティだと思っています。以前紹介したコレクティブハウスに住むお年寄りと園児の関係は正にそれで、お年寄りは子供と触れ合うことで楽しさを得、気持ちが老け込まずにすみます。子供達はお年寄りから色々な知識を貰えます。続きは次回!
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私達はそうじゃない!と言っても、何を根拠にそうじゃないと見極めるのは難しいかも知れませんが、金銭の先払いを請求するような場合は気をつけた方が良いかも知れません。ちなみに私達は、プロジェクトの参加者が揃って始めてコーディネートなどの契約を行うことにしていますので、金銭の先払いは一切行っていません。
と、こんな話とコーポラティブハウスのこれからには関係がないように見えますが、みなさんがコーポラティブハウスの普及活動に理解を示して頂くためには、みなさんの利益が第一で、会社やグループの利益優先の活動を先行させてはならないと言う私達の理念からすれば、大いに関係があるのです。コーポラティブハウスが普及するためには、この方式の魅力をみなさんに理解してもらうこと、純粋に普及を願い活動する組織が増え、そうでない組織を淘汰することが必要だと思います。コーポラティブハウスは、市街地での生活や住宅環境を変える力を持っていると思います。みなさんの住む町をみなさんの手で素晴らしいものに変え、快適な都市居住を実現して欲しい、私達は日々そう願っています。
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今の殺伐とした社会を再生させるためには、一度原点に帰ることが必要だと思います。「お疲れさま」ではなく、「もっと頑張って」の社会、人からリタイアを決められるのではなく、自分でその時を決められる社会でこそ、人は生き生きと生活できる様な気がします。そんな社会の縮図を住まいに持ち込めたら、始めにお話ししたお年寄りは喜んでくれるかも知れません。
みなさんも一度お年寄りとこんな話をしてみては如何ですか。もしかしたら自分自身をステップアップするきっかけがそこにあるかも知れませんよ。
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